
お客さまの利益に貢献できる
よりよいOEM製品を世の中に
OEM事業
Takashi.O
お客さまの利益に貢献できる
よりよいOEM製品を世の中に
OEM事業
Takashi.O
AOEM製品が世に出るまでのすべてをコーディネート
大手スーパーやドラッグストアなどのお客さまブランドの飲料製品を手がけるOEM事業部は、新商品の開発や試作・賞味期限の検証などを行う品質保証課、物流の手配・売上の計上・資材の発注や製造依頼などを担う業務課とともに、私が所属する営業課の3つの課があります。営業課の役割は、ブランドオーナーであるお客さまのご要望に合ったOEM製品(プライベートブランド)をトータルコーディネートすること。提案を行う、依頼を受けるといったお客さまの窓口としての業務はもちろん、お客さまや品質保証課と一緒に味を決めたり、手がける商品やブランドオーナーの納品先により国内約60カ所の製造委託工場から最適な工場を選定したり、業務課に物流の手配を依頼するなど、商品企画からOEM製品が世に出るまで、すべてのプロセスをコーディネートしています。
私が担当する主なお客さまも、大手スーパーやドラッグストアです。OEM製品に当社の名前が出ることはありませんが、時には話題になるような製品の開発を縁の下で支えることも。製品化まで最短でも3〜4カ月はかかり、世に出るまで苦労も多いですが、それ以上にやりがいと達成感が得られる仕事だと感じています。
A付加価値をプラスしてお客さまの利益に貢献
OEM製品は、お客さまの「こんな飲料を作りたい」といったご要望を、品質保証課とも協力し、何度も検討を重ねてテイストを決めながら、一歩ずつ具体化していきます。缶やPETボトルなどの容器サプライヤーとの連携やパッケージデザインをはじめ、仕様決定後も製造委託工場への依頼や成分の分析、消費期限の確認など、多くのプロセスを経ます。私はこれら全体をマネジメントするなか、ただ製品を作るだけではなく、「成分に特徴がある」「コストパフォーマンスに優れている」といった付加価値をプラスすることが、営業の腕のみせどころだと考えています。作って終わりではなく、OEM製品が売れて、お客さまの利益に貢献できて、はじめて成功だと言えるからです。
売れ行き好調な製品を手がけられた時は、棚に並ぶ製品を見ると誇らしい気持ちになりますね。そして、お客さまから「次もお願いしたい」というご依頼をいただけた時が、一番うれしい瞬間かもしれません。そのためにも、市場動向や競合製品のリサーチにも力を入れ、視点の中心をしっかりとお客さまに置いた提案をいつも心がけています。
A責任ある仕事を任されたことが自分自身の成長に
私はもともと営業職にネガティブなイメージを持っていました。入社時から10年以上、営業活動のない業務課で物流の手配や売上の計上などを担当していたのはそのためです。上司からは何度か異動の話もあったのですが、「営業を通して視野を広げてみたら、この仕事はもっと面白くなる」というアドバイスをもらい、営業課への異動を決意しました。いまの責任ある仕事を任され、時にはOEM製品の生みの苦しみも味わいましたが、お客さまから感謝されたり、工場や資材メーカーとのつながりが生まれたりと、異動したからこそ新たに経験できたことは数多くあります。OEM事業部全体にまで視野が広がるなど、自分自身の成長を実感できる機会も多く、異動の背中を押してくれた上司には、本当に感謝しています。
9:00出社
メールチェック
場合によって在宅勤務でスタート
9:30各案件の進捗確認
各受託製品の在庫数、出荷状況、製造原料、資材の在庫を確認
ブランドオーナーに確認し、製造工場との次回製造準備
社内調整や製品に関わるサプライヤーと調整
11:00訪問・商談
既存商品の出荷状況、在庫状況、資材残数を報告し、次月製造計画の準備
ブランドオーナーと新商品について打ち合わせ
12:00昼食
外出先でランチ
出社時は出社メンバーとランチ
13:00社内打ち合わせ
新商品の打ち合わせ内容を品証開発チーム
と共有
試作を依頼
14:00内勤業務
ブランドオーナーと商談した内容をサプライヤーと共有、見積もりを依頼
提案資料の作成、次回商談の準備など
16:00申請業務
受託製品の営業承認・製造承認のための申請を実施
17:30一日のふり返り
メールチェック
明日以降のスケジュールの確認
17:45退社
A前向きになれる事業部内のチーム感は大きな強み
OEM事業部の3つの課は、ひとつでも欠けるとOEM製品が生み出せないからこそ、しっかりと連携が図れるチーム体制ができています。お客さまのためによりよい安全・安心なOEM製品を提供するという同じ目標を持った、まさにチームメンバーですね。どんな時も頼りになる存在です。
また、OEM事業部はやや年齢層が高めなのですが、ベテランの先輩方からは、提案などで悩んでいると、的確なアドバイスがもらえます。逆に私の得意分野については、先輩方からアドバイスを求められることも。年齢やキャリアを問わず、話し合ったり、支え合ったりできるフランクな社風も、当社で働く魅力のひとつだと思います。そんな職場だからこそ、これまでにないOEM製品を企画するなど、新しい営業チャレンジにも積極的。私も「まずはやってみよう!」という前向きな姿勢で仕事に取り組めています。
A“攻めの営業”で結果を出して、将来は部署をリードする存在に
最近の物価上昇などで、消費者のOEM製品への期待は大きく高まっていますが、その起爆剤になると考えているのが、付加価値のある商品や今まで実施していなかったアルコール飲料の立ち上げです。以前、ノンアルコール飲料を手がけ、その売れ行きに手ごたえがあったこともあり、大きなポテンシャルを感じています。そんな新しいジャンルを提案する“攻め”の営業で結果を出すことが、これからの私のチャレンジです。そして、将来は課内をまとめるマネジャーとして、OEM事業部を牽引できるような存在になっていきたいと考えています。