企業を訪問した際に、感染症対策などに配慮してペットボトルや紙コップで提供される機会が増えました。自社でもペットボトルや紙コップで提供すべきか、マナー違反にはならないのかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、来客にペットボトルや紙コップで飲み物を提供しても問題ありません。しかし、湯呑みやカップで提供するときと同様に、押さえておきたいマナーがあります。
そこで今回は、来客用の飲み物をペットボトルや紙コップで提供するときのマナーや、おすすめのサービスなどを紹介します。
来客への飲み物をペットボトルや紙コップで出す企業も増えている
これまで来客に飲み物を出すときは、湯呑みやカップで出すのが一般的でした。しかし、コロナ禍を経て、企業の来客への飲み物の出し方が変わりつつあります。具体的な変化としては、湯呑みやカップではなく、ペットボトルや紙コップを用いて飲み物を提供するといったものです。
また、昔は飲み物を提供していたものの、今は提供していない企業もいるようです。
ペットボトルや紙コップで飲み物を提供するには?
「ペットボトルや紙コップで飲み物を提供しても問題ないのであれば、自社でも導入したい」と考えた方もいるでしょう。そこで、おすすめのサービスを紹介します。
【ペットボトルで出す場合】自販機の導入がおすすめ
ペットボトルで飲み物を提供する場合、自動販売機の導入がおすすめです。スーパーやネットショップでケース買いすると、在庫管理や飲み物を冷やすための冷蔵庫の準備が必要になります。さらに、冬場に温かい飲み物を提供するのは困難です。
自動販売機であれば業者が飲み物を補充するため、購入や在庫管理の手間がかかりません。加えて、常に冷たい飲み物や温かい飲み物が用意されているので、季節に合わせた飲み物を提供できます。
自動販売機には様々な種類がありますが、オフィス用なら「MIX自動販売機」を導入してはいかがでしょうか。「MIX自動販売機」とは、複数の飲料メーカーの人気商品を1台で販売できる自動販売機です。
「MIX自動販売機」が1台あれば、メーカー別に複数台の自動販売機を設置する必要がなくなるため、コスト削減や省スペース化、省エネにもつながります。飲み物の種類が豊富なので、来客の好みに合わせやすいのもメリットです。
【紙コップで出す場合】コーヒーメーカーやサーバーの導入がおすすめ
紙コップで飲み物を提供するのであれば、コーヒーメーカーや給茶機を導入するのがおすすめです。
レギュラーコーヒー
オフィスにコーヒーメーカーを置いておくと、外出しなくても本格的なコーヒーを提供できます。来客用としてだけでなく、従業員向けの福利厚生としても併用可能です。
FVジャパンでは、本格的なドリップタイプからエスプレッソタイプなど幅広いマシンを取り揃えています。また、コーヒーのほかに緑茶やジャスミン茶などを淹れられるマシンもあり、来客や従業員のニーズに応えられます。
製品名 | 特徴 |
アロマフレッシュ | 挽きたて、淹れたてを手軽に楽しめる、ミル付全自動ドリップマシン |
BONMAC BM3100 | 「温風保温システム」で煮詰まりを防ぐ高性能ドリップマシン |
デロンギ ディナミカ | 新メニューを搭載しコーヒーの味わい豊かな全自動エスプレッソマシン |
ジョージア ドリップディスペンサ | 豆から挽きたて、淹れたての本格ドリップコーヒーを提供できます |
ドリップポッド DP3000SE | 使いやすくコンパクトでスタイリッシュなドリップポッド専用マシン |
フラビア C500 | 大型オフィスに最適、カプチーノやココアなど多彩なメニューにも対応 |
キューリグ BS300 | 豊富なメニューのコーヒーや紅茶が手軽に楽しめるコンパクトマシン |
給茶機
給茶機を導入すると、急須でお茶を淹れる手間が省け、素早く提供できるようになります。FVジャパンで取扱いしている給茶機は、学習省エネ機能と週間予約タイマーの2つの機能で省エネを実現しているのが特徴です。
煎茶やほうじ茶、麦茶などのほかにピーチティーやアップルティー、レモン水なども作れます。飲料の温度をボタンごとに設定できるのも便利です。
ペットボトルや紙コップで飲み物を出すときのマナーも確認しておこう
ここでは来客にペットボトルや紙コップで飲み物を提供するにあたり、押さえておきたいマナーを紹介します。
ペットボトルで出すときのマナー
来客にペットボトルで飲み物を提供するのは、コロナ禍以降に広がった比較的新しい方法です。そのため、湯呑みやカップで飲み物を提供するときのような、細かなマナーは確立されていません。
ただし、何も気にしなくて良いわけではなく、来客にもてなす気持ちが伝わるようにすることが大切です。例えば提供時に「ペットボトルで失礼いたします」と一声かけると、丁寧な印象を与えられます。
ペットボトルから直接飲みたくない方もいるので、紙コップを添えるのもおすすめです。紙コップを添えるときは、なかにホコリが入らないようにペットボトルの蓋に被せておきます。
また、ペットボトルや紙コップを手渡しすると雑な印象を与えるため、湯呑みやカップと同様にお盆やトレーに載せて運びましょう。
夏場は冷たく、冬場は温かくして提供するのも心遣いが感じられます。ペットボトルを温めるのが難しい場合は、常温で提供しましょう。なお、打ち合わせなどでデスク上に資料を広げるときは、結露で資料が濡れるのを防ぐため、夏場でも常温で提供する場合があります。
紙コップで出すときのマナー
来客に紙コップで飲み物を提供することに抵抗を覚える方もいるでしょう。しかし、紙コップでの提供は、必ずしもマナー違反というわけではありません。提供する側は気になるところですが、提供される側は意外に気にしていないことも多いものです。
特にコロナ禍以降は、誰が使ったのかわからない湯呑みやカップよりも紙コップのほうが衛生的で安心という方も増えています。
ペットボトルで提供する場合と同じく、飲み物を入れた紙コップをお盆やトレーに載せて運び、「紙コップで失礼いたします」と一声かけておくと良いでしょう。
白い紙コップだと安っぽく感じるという場合は、来客用の紙コップを別途用意しておくのがおすすめです。最近は無地の厚紙で作られた断熱性の高い紙コップや、モノトーンの落ち着いたカラーの紙コップなど機能的でおしゃれな紙コップも増えています。
エンボス加工が施された紙コップなら、飲み物の温度が手に伝わりにくいので季節問わず使用できます。一般的な白い紙コップに、おしゃれなスリーブやホルダーをつけて提供する手もあります。
まとめ
来客にペットボトルや紙コップで飲み物を提供するのは失礼に感じるという方もいるでしょう。しかし、ペットボトルや紙コップで提供してもマナー違反にはなりません。むしろコロナ禍以降は、ペットボトルや紙コップのほうが衛生的で安心という方も増えています。
提供時に一声かける、お盆やトレーに載せて運ぶ、来客用に落ち着いたデザインの紙コップを用意するなどの配慮をすれば問題ありません。
また、スムーズに飲み物を提供するためにも、自動販売機やコーヒーメーカー、給茶機などの導入を検討しましょう。