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2024年12月27日

自動販売機にはどんな仕組みがある?主な種類や活用方法を紹介

多くの方が日常的に自動販売機を利用していますが、その仕組みに興味を持つ方も少なくないでしょう。機能や活用方法など、改めて考えると詳しく把握していない点が多いかもしれません。

今回は自動販売機の仕組みについて、種類や活用方法を中心に解説します。

自動販売機とは

自動販売機イラスト

自動販売機は商品を自動的に販売する装置のことです。

硬貨や紙幣などを投入すると金額が認識されます。各商品に対応するボタンを押すと、その商品の販売が自動的に行われる仕組みです。取り出し口から商品が出てきて、お釣りがある場合には自動的に計算されて返却口から出てきます。

最近では硬貨や紙幣だけでなく、キャッシュレス決済に対応している自動販売機も増えてきました。例えば、電子マネー・クレジットカードなどでの支払いに対応している自動販売機があります。

自動販売機の主な種類

自動販売機イラスト

主な自動販売機の種類について見ていきましょう。
※弊社では取り扱いのない機材・商品もあります

飲料自動販売機

自動販売機といえばジュースやお茶など飲料の自動販売機をイメージする方が多いでしょう。飲料自動販売機のなかにもさまざまな種類のものがあります。

缶・ペットボトル自動販売機

缶・ペットボトル自動販売機は、街中のあらゆる場所で目にします。オフィスビルや商業施設などの建物内にも設置されています。自動販売機の中で最も一般的で、普段から利用している方も多いでしょう。商品のラインナップも豊富です。
1台の自動販売機でコールドドリンクとホットドリンク両方を取り扱っているものや、冬季のみホットドリンクを提供するものもあります。

紙カップ式自動販売機

紙カップ式自動販売機は、購入すると紙カップが出てきてドリンクが注がれる仕組みの自動販売機です。
ジュースのほか、淹れたての状態でコーヒーが飲めるのがメリットです。砂糖やミルクの有無なども選択できます。
ただし、フタが付いていないため、持ち運ぶのには適していません。その場で飲み切ることを想定して提供されているのが特徴です。

紙パック自動販売機

紙パック自動販売機は、紙パックに入っているドリンクを販売する自動販売機です。主に乳製品や野菜ジュースなどを取り扱っています。カップ自動販売機と同様に建物内に設置されていることが多く、スポーツ施設やキッズ施設などでよく見受けられます。

食品自動販売機

食品自動販売機は、食品を販売するタイプの自動販売機です。常温・冷凍・冷蔵の3タイプが存在します。
常温タイプの食品自動販売機では、主に菓子類やカップ麺などが販売されています。カップ麺を取り扱う自動販売機は、高速道路のパーキングエリアなどに設置されており、お湯を注ぐ機能が備わっているものもあります。
冷凍タイプは主にアイスクリームを販売するものが多く、街中でも目にする機会があるでしょう。
販売されている食品の大半は、手軽に買えることが利点です。

物販自動販売機

物販自動販売機は、飲料や食品以外に、日用品などを販売している自動販売機です。宿泊施設や公衆浴場で設置されていることがあります。例えば、タオルや歯磨き粉を販売している自動販売機が代表的です。病院ではマスクを販売している自動販売機もあります。
物販自動販売機は、設置場所の付近で需要の高い商品を販売しているケースが多く見受けられます。屋内に設置すれば外に買い物に行かずに済むため、利便性を高められます。
また、最近では減少傾向にありますが、タバコの自動販売機も物販自動販売機の一種です。

自動販売機に搭載されている機能

いろいろな自動販売機の写真

自動販売機には一般の利用者にあまり知られていない機能がいくつか搭載されています。どのような機能が搭載されているのか、主なものについて見ていきましょう。

ピークカット機能

ピークカット機能とは、電力需要に合わせて冷却を強めたり停止したりする機能のことです。電力需要の少ない時間帯に飲料をしっかりと冷やして、電力需要が高まる時間帯は冷却を停止させます。
稼働中は常に冷却するわけではないため、省エネ効果が見込めるのがメリットです。また、契約内容により電力需要が少ない時間帯は電気代が安く済むため、ピークカット機能によりランニングコストを抑えられます。

ヒートポンプ機能

ヒートポンプ機能は、コールドドリンクとホットドリンクの両方を販売している自動販売機に備わっている機能です。
コールドドリンクの冷却で発生した熱をホットドリンクが格納されているところへ移動させます。熱が有効活用され、ホットドリンクを温めるのにかかる電力を削減できる仕組みです。

自動販売機の活用方法

自動販売機を一般の個人や法人が設置することもできます。では、自動販売機を設置してどのように活用できるのか、みていきましょう。

個人】土地の有効活用

自動販売機は、わずかなスペースがあれば設置可能です。店舗を開店させる場合と異なり、広い場所を必要としません。そのため、個人なら余っている土地を有効活用できます。
自動販売機を設置するには、費用やメンテナンスなどの面がネックになるため、二の足を踏んでいる方もいるでしょう。しかし、その点は心配ありません。
土地を業者に貸し出し、自動販売機を設置してもらうことで、管理のすべてを業者に委託できます。自動販売機は業者が購入するため、設置者側の初期投資はほとんど発生しません。

【法人】福利厚生の一部

法人の場合、オフィス内に自動販売機を設置すれば飲食に関する福利厚生として活用できます。オフィス内に自動販売機があれば、外まで飲み物を買いにいかなくて済むため便利です。24時間稼働できるため、残業や休日出勤があるときにも利用できます。
従業員のニーズに合った自動販売機を設置することで、従業員満足度を高められるでしょう。災害時には備蓄として役立つ点もメリットです。
自動販売機の設置方法に関しては、下記の記事をご覧ください。

「オフィスに自動販売機を設置するメリット・デメリット|設置の方法も紹介」

まとめ

自動販売機には、ドリンクを中心に食品や物販などさまざまな種類のものがあります。いずれも支払と商品選択をすると、該当する商品とおつりが出てくる仕組みです。近年では、キャッシュレス決済に対応した最新型の自動販売機も普及しつつあります。
また、オフィス内に自動販売機を設置すれば、福利厚生の充実につながり、従業員満足度の向上も見込めます。現在、職場に自動販売機がない場合は、ぜひ設置を検討してみてください。

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