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2024年12月10日

オフィスに自動販売機を設置するメリット・デメリット|設置の方法も紹介

オフィスに自動販売機を設置するメリット・デメリット

オフィスに自動販売機を設置するメリット

オフィスに自動販売機を設置するメリット

オフィスに自動販売機を設置すれば、企業や従業員に多くのメリットがもたらされます。ここでは、自動販売機をオフィスに設置する具体的なメリットについて紹介します。

福利厚生を充実させられる

自動販売機をオフィスに設置することで、福利厚生を充実させ、従業員の満足度を向上させる効果が期待できます。

例えば、自動販売機で提供される商品を通常の価格よりも安く設定し、その差額を企業が負担すれば、飲料や軽食をお得に提供可能です。このような取り組みで福利厚生の一環として提供すれば、結果として人材確保や定着率の向上につながります。

近年では飲み物だけでなく、軽食の自動販売機も増えており、従業員のニーズに応じた柔軟な福利厚生の形として注目されています。

24時間いつでも利用できる

オフィス内に売店やカフェがあっても、営業時間に限りがあるため、利用できる時間帯が制限されます。しかし、自動販売機であれば24時間365日いつでも利用可能です。

従業員は時間を気にすることなく飲食物を手に入れられるようになり、残業時や深夜作業を行う場合にも重宝されます。また、外出して飲み物や軽食を買いに行く手間も省け、業務に集中しやすくなるという利点もあるでしょう。オフィス内で快適に仕事を続けるための一助として、自動販売機の設置は非常に有効です。

管理に手間がかからない

基本的に自動販売機の補充やメンテナンスは業者に任せられるため、企業側での管理負担はほとんどありません。これに対し、社員食堂やカフェを運営する場合は機器の準備や運用に担当者のリソースを割く必要があり、手間やコストがかさむでしょう。

自動販売機は一度設置すればほぼ自動的に運用されるため、担当者の時間や労力を大幅に軽減できます。業務効率を高めつつ、手軽に福利厚生を提供できる手段として有効な手段です。

オフィスに自動販売機を設置するデメリット

オフィスに自動販売機を設置するデメリット

自動販売機の設置には多くのメリットがありますが、導入にあたってはデメリットも考慮する必要があります。コスト面やスペースの確保、運用に伴う問題など、設置前に注意すべき点も事前に確認しておきましょう。

電気代がかかる

自動販売機を設置する際に、無視できないコストのひとつが電気代です。1台の自動販売機が月に消費する電力は、約3,000円から4,000円とされています。

この費用は長期間にわたり積み重なっていくため、設置する台数や使用頻度に応じて電気代が企業の負担となる場合がもありまするでしょう。

自動販売機の設置が本当に必要か、また、そのコストに見合うメリットが得られるかを慎重に検討することが重要です。企業全体の福利厚生としての価値や、従業員の利用状況に基づいた判断をしましょう。

空容器の回収が必要になる

自動販売機をオフィスに設置すると、ペットボトルや空き缶などの空容器が発生します。これらの空容器を定期的に回収する体制を整えないと、リサイクルボックスが溢れ、オフィス環境が悪化するおそれもあるのです。

従業員の利用が多い場合、空容器の量も増えるため、回収頻度やリサイクルボックスの設置場所を工夫しなければなりません。自動販売機の導入は便利ですが、その後の空容器の管理についても考えておく必要があります。

スペースを確保しなければならない

大型の自動販売機を設置する場合、広いスペースを必要とするため、設置場所を慎重に検討する必要があります。

オフィスの限られたスペースに自動販売機を無理に設置しようとすると、通路が狭くなったり、他の必要な機器や家具を置くスペースが減少したりします。

快適なオフィス環境を保つためには、自動販売機を置く場所の広さや動線をしっかりと確認し、従業員の移動や作業に支障が出ないようにすることが大切です。

【自動販売機】オフィスに設置する方法

【自動販売機】オフィスに設置する方法

自動販売機を適切に導入するためには、いくつかのステップを踏む必要があります。事前に、業者選びや設置の流れを把握しておきましょう。

1.業者を選定する

自動販売機をオフィスに設置する際、最初に行うべきことは業者の選定です。業者によって取り扱っている商品は大きく異なり、飲み物だけでなく軽食や健康志向の商品を扱う自動販売機もあります。さまざまな種類の商品があるため、従業員のニーズに合った自動販売機を選ぶことが重要です。

従業員のニーズを把握するために、社内でアンケートを実施した上で最適な商品ラインアップを提供できる業者を選ぶと、従業員の満足度向上が期待できます。

2.見積もりを依頼する

利用する業者が決まったら、次に行うステップは見積もりの依頼です。見積もりを依頼すれば、導入にかかるコストや条件を把握できます。

見積もり依頼後は、業者の担当者からオフィス訪問の日程調整の連絡があります。

業者選定の段階で、複数の業者から相見積もりを取ることで、最適な条件の業者を選択可能です

3.業者による調査を受ける

見積もり依頼後のステップは、業者による現地調査です。この調査では、オフィス内に設置を希望する自動販売機の機種が、実際に指定したスペースに設置可能かどうかが確認されます。

業者は設置場所の広さや周囲の動線を考慮し、機種が適切に機能するかをチェックします。希望する自動販売機がスペースに収まるかどうかだけでなく、オフィスのレイアウトに支障が出ないかも考慮されるため重要な調査です。

4.見積もりを確認する

現地調査が完了した後、その結果をもとに料金プランの提案が届きます。このプランには、設置する自動販売機の機種や商品内容、メンテナンス費用、電気代などが含まれており、総合的なコストが提示されるのが一般的です。

プランを確認し、予算や従業員のニーズに合った内容かどうかを慎重に検討しましょう。

5.自動販売機を設置する

見積もり内容に納得し、導入を決定したら、業者と正式に契約を結びます。契約が完了すると、業者がオフィスに訪問し、自動販売機の設置作業を行います。

設置作業は業者が担当するため、オフィス側で特別な準備をする必要はほとんどありません。

設置場所に電源がない場合は、コンセントを整備する工事も設置に合わせて行っておきましょう。

自動販売機をオフィスに設置する際の注意点

自動販売機をオフィスに設置することで多くのメリットが得られますが、導入時にはいくつかの注意点も押さえておく必要があります。

適切な販売価格を設定する

商品の価格は「商品原価」「自動販売機業者の利益」「設置者の利益」の3つの要素で構成されています。従業員の利用を促進するためには、「設置者の利益」を低く抑え、他の場所よりもお得に感じられる価格設定にすることが重要です。

福利厚生として提供する場合、この価格の調整が従業員満足度に直結するため、企業側で負担する部分を考慮しつつ、最適な価格設定を行いましょう。

アフターフォローが充実しているか確認する

自動販売機をオフィスに設置する際には、アフターフォローの充実度を確認することも重要です。例えば、自動販売機脇に設置されたリサイクルボックスのペットボトルや空き缶の定期的な回収サービスの有無は、オフィスの清潔な環境を保つために欠かせません。

また、機械が故障した場合に迅速かつ適切に対応してくれるサポート体制が整っているかも確認しておくと良いでしょう。

アフターフォローが充実している業者を選ぶことで、設置後も安心して自動販売機を運用できます。

まとめ

オフィスに自動販売機を設置することで、従業員の満足度向上や業務の効率化といった多くのメリットを得られることが期待できます。しかし、コストやスペース、管理の面でのデメリットも存在するため、適切な業者選びや運用体制を整えることが重要です。設置の際は、従業員のニーズに合わせた最適なプランを検討し、快適なオフィス環境作りに活用しましょう。

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